負けない方程式~山本昌ナゴヤドーム阪神戦記録~

200勝にあと9勝で迎えた山本昌の2007年シーズン。
だが、シーズン初登板の4月3日の巨人戦は5回途中失点7で降板。続く10日阪神戦も同じく5回途中失点5での降板となった。
山本昌ナゴヤドーム阪神戦登板記録
日付勝敗投球回自責点備考
1998/06/2590完封
1999/07/106.11 
1999/08/117.11 
2000/08/1172 
2000/09/267.10 
2001/04/1390完封
2001/08/118.21 
2001/09/0490完封
2002/06/13-0.203番手
2002/08/117.11 
2003/04/235.12 
2004/04/2190完封
2004/05/287.10 
2004/06/2671 
2004/08/185.14 
2004/09/016.11 
2005/04/17-51 
2005/07/087.22 
2005/08/09-25 
2006/07/2672 
2006/08/1271 
2006/09/1690ノーヒットノーラン
2007/04/1790完封
投球回158.2、自責点25、防御率1.42
両試合とも打線に先制してもらった後の逆転負け。落合監督の評価はさほど低くはなかったが、200勝へ向けてのシーズン初勝利を期待したファンにとっては、残念な結果となった。

3度目の正直となった4月17日のナゴヤドーム阪神戦。相性は抜群である。
ナゴヤドームでの阪神戦は1997年のドーム開幕以来22試合16勝3敗。防御率は1.50。昨年のノーヒットノーラン以来の阪神戦ドーム登板に大いに期待がかかる。
初回ウッズがマウンドに来て声をかけたことで気合が入ったという山本昌。唯一のピンチは6回の1死3塁だったが難なく後続を断ち、結局被安打3の完封劇。予定では8回までだったというが、9回も志願の続投。これには落合監督も笑みをこぼした。

通算192勝はこれで単独26位。阪神戦の勝利数43は球界歴代4位。
41歳8ヶ月での完封は、大野豊(広島)が持っていた記録を6日更新したリーグ記録。1950年の若林忠志(毎日)の球界記録に次ぐ歴代2位。
ナゴヤドーム阪神戦は2006年7月26日から4連勝中。ナゴヤドーム阪神戦連続イニング無失点は24まで伸ばした。
投げるたびに記録がついてくる今の状態。山本昌流に言えば「長くやっていれば」だろうか。

過去のナゴヤドーム阪神戦を振り返ってみると、なんと言っても印象に残るのは昨年のノーヒットノーランだろう。だが、それを除いても5完封。ほとんどの試合が2失点以内と抜群の安定感である。
3試合の負け試合も7回2失点、8回2/3を1失点、7回2/3を2失点と投球は文句なし。
汚点は、2002年6月13日。延長10回に走者1塁で登板しアリアスに勝ち越し2ベースを打たれた試合と、 2005年8月9日の序盤大量失点も打線が井川を粉砕し勝利した試合の2試合のみである。

長くやっているからこそついてくる山本昌の記録。 200勝へ向けて、ナゴヤドーム阪神戦の山本昌神話は終わらない。
今シーズン中に再び中日スポーツの片隅に負けない方程式「ナゴヤドーム+阪神戦=山本昌が勝つ」が載ることだろう。

(コマンチ@管理人:2007/04/30)