チームへの貢献度というものは一概に計れるものではない。
毎年年棒査定で揉めたり調整が入ったりするのは選手側とフロント側、
主観と客観ではものの見方が違うからである。
また、成績から図るとしても選手それぞれの役割が違うのでそれもまた困難である。
出塁を求められる選手もいれば、打点を求められる選手、盗塁を求められる選手もいる。
だが、ここであえて計算してみたいと思う。
一番年棒に見合った活躍をした選手は誰か?
とすると、野手にとって一番公平に査定できるものはなんだろうか。
考えた場合、「何回打席に立ったか(使われたか)」「何本安打を打ったか(結果を出したか)」
になるのではないかと考えた。
異論多いにあると思うが、これが一番わかりやすいのではないかと考えた次第である。
というわけで1打席、1安打に対する年棒。要は選手が1打席立つのにいくら使ったか。
選手が1安打するのにいくら必要か。を計算してみた。
それぞれのワースト10は以下の通りである。
2002年度野手 1打席あたり年棒ワースト10
| 選手 | 年棒 (万円) | 打席数 | 1打席あたり 年棒(円) |
| 久慈 | 6000 | 5 | 12,000,000 |
| 柳沢 | 1800 | 5 | 3,600,000 |
| 前田新 | 1200 | 4 | 3,000,000 |
| 筒井 | 1400 | 6 | 2,333,333 |
| 田上 | 1300 | 6 | 2,166,666 |
| 山崎武 | 15000 | 83 | 1,807,229 |
| 波留 | 9000 | 94 | 957,447 |
| 中野 | 1000 | 11 | 909,091 |
| ゴメス | 24000 | 279 | 860,215 |
| 大豊 | 4500 | 54 | 833,333 |
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2002年度野手 1安打あたり年棒ワースト10
| 選手 | 年棒 (万円) | 安打数 | 1安打あたり 年棒(円) |
| 久慈 | 6000 | 2 | 30,000,000 |
| 田上 | 1300 | 1 | 13,000,000 |
| 山崎武 | 15000 | 15 | 10,000,000 |
| 中野 | 1000 | 2 | 5,000,000 |
| 波留 | 9000 | 19 | 4,736,842 |
| 筒井 | 1400 | 3 | 4,666,667 |
| 鈴木郁 | 2300 | 5 | 4,600,000 |
| 大豊 | 4500 | 10 | 4,500,000 |
| ゴメス | 24000 | 66 | 3,636,364 |
| 関川 | 8000 | 25 | 3,200,000 |
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6000万の年棒でありながら、5打席5打数2安打に終わった久慈がどちらもワースト1となった。
1999年には優勝に貢献した久慈であったが衰えは隠せず、井端の台頭などもあり、
出番が減った。シーズン終了後には戦力外通告の後、古巣阪神に戻った。
前田新、田上はルーキー。年棒比率は高いが今後に期待であろう。
ベテランの域に達し、コストパフォーマンスの悪い山崎武、波留はトレードに出され、
ゴメス、大豊は引退した。
控え捕手に関しては谷繁が130試合に出場したこともあり、1軍帯同は必須なため、
あまり酷評するのも気がひけるものである。
となるとスケープゴートは筒井である。毎年期待はされるものの結果が出ない。
そろそろベテランと呼ばれてもおかしくない年になってくる。
活躍を期待しているのはファンだけではなく、
叔父である星野仙一もその一人かもしれない。
ちなみに、1軍未出場選手のうち最高年棒は善村の1000万。
続いて前田章、藤井の800万であった。
続いてベスト10である。
2002年度野手 1打席あたり年棒ベスト10
| 選手 | 年棒 (万円) | 打席数 | 1打席あたり 年棒(円) |
| リナレス | 192 | 51 | 37,647 |
| 森野 | 1350 | 211 | 63,981 |
| 荒木 | 3000 | 445 | 67,416 |
| 福留 | 4200 | 608 | 69,079 |
| 蔵本 | 1200 | 123 | 97,561 |
| 井端 | 6400 | 596 | 107,383 |
| 大西 | 3200 | 247 | 129,555 |
| 章剛 | 1000 | 77 | 129,870 |
| 渡辺 | 2700 | 190 | 142,105 |
| 高橋 | 1200 | 74 | 162,162 |
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2002年度野手 1安打あたり年棒ベスト10
| 選手 | 年棒 (万円) | 安打数 | 1安打あたり 年棒(円) |
| 福留 | 4200 | 186 | 225,806 |
| リナレス | 192 | 8 | 240,000 |
| 荒木 | 3000 | 105 | 285,714 |
| 森野 | 1350 | 43 | 313,953 |
| 蔵本 | 1200 | 31 | 387,097 |
| 井端 | 6400 | 154 | 415,584 |
| 大西 | 3200 | 66 | 484,848 |
| 渡辺 | 2700 | 45 | 600,000 |
| 章剛 | 1000 | 15 | 666,667 |
| 高橋 | 1200 | 16 | 750,000 |
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格安で獲得したリナレスはベースの年棒が全く違う(しかもほとんど働いていない!)
ので問題外として、
やはり特筆すべきは福留であろう。
1安打あたりの年棒22万5806円は文句なしのトップである。
また、1・2番コンビの荒木・井端。
自己最高シーズンであった森野、蔵本。
勝負強さを発揮した貴重なベテランサブ大西、渡辺などなど。
こういった選手たちがレギュラーを脅かし、また、奪いとったときにこそ
チーム力もついてくるのではないだろうか。
今回は他球団の選手の調査はしていないため、傾向はなんともいえないが、
安く働く選手が多い=強いという図式にはならないとは思う。
ただ、安く働く選手が多いということは将来的にはとても期待のできる
チームなのではないかと思うがどうだろうか。
セリーグだけでも調査しようとは思ったのですが、
ちょっとめんどくさくて。。。
広島あたりはコストパフォーマンスすごいよさそうだなぁ。
(コマンチ@管理人:2003/07/20)