他球団抑えとの比較~2002年ギャラード実績検証2~

前回に引き続きギャラードの検証。

成績だけを見れば昨年のギャラードはすばらしいとわかっていただけたと思うが、 今回は他球団投手との比較を行ってみたい。

2002年セーブ10傑(両リーグ)
名前球団登板完了SP 投球回防御率被打率四死球率
豊田西 5757384457.10.78.1630.63
小林 4343373943.10.83.1761.25
ギャラード 4745343547.11.52.2342.85
高津 4439323241.23.89.2363.02
小山田 44413032432.72.2702.93
河原 49452833502.70.2381.08
大塚 4130222442.11.28.1500.64
バルデス 4238222652.21.54.2073.25
ペドラザ 34292122303.30.2451.50
斎藤 3934202147.22.45.2113.59
四死球率=(四死球×9)÷投球回
ギャラードは数字(実績)は残しているんだけど、いまいち信用ならない。
ということはやっぱりランナーを出してしまうのが原因だろう。
右表は昨シーズンのセーブ数上位10傑の成績である。 (純粋にストッパーということでセーブとした。)
パリーグの投手の成績がセリーグよりいいが、昨年のリーグ総防御率はセの方がいいため、 いい投手がパに集まったと考えたほうがいいだろう。

上記を踏まえてギャラードを見てみると、被打率、四死球率ともに すばらしいとまではいかないようだ。
山田監督の起用法がすばらしかったのか?運がよかっただけなのか? だが、個人的にはランナーは出すが致命的な痛打はされないと信頼していたことは 確かである。安心してみてはいられなかったのだが。。
ギャラードの名誉(?)のために補足しておくと、 防御率はさほど悪くはない。
ということは、ランナーは溜めるが失点はすくないという裏付けにはなっているだろうか。

ただ、両リーグトップのセーブを挙げた西武・豊田、連続SPの日本記録を作ったロッテ・小林などは、 ランナーを出さない投球をしてきたことがデータからうかがえる。 この両名はチームにもファンにも信頼されていたことは確かだろう。

もちろん、安心してみていられるという指標は数値化できるものではないし、 個人のイメージによるものは大きいと思うが、 それを裏付けるひとつのデータとして調べてみたところ、 見えてきたものがあるということは確かである。

今季(2003年)のギャラードは昨年以上に痛打されるケースが目立つ。
昨年の被本塁打3本に対し、今季は今日(4/26)時点ですでに4被弾。
SPはリーグダントツ(10SP)とはいえ、安心してみていられる投球を 願いたいものである。

(コマンチ@管理人:2003/04/26)