前回に引き続き
ギャラードの検証。
成績だけを見れば昨年のギャラードはすばらしいとわかっていただけたと思うが、
今回は他球団投手との比較を行ってみたい。
2002年セーブ10傑(両リーグ)
| 名前 | 球団 | 登板 | 完了 | S | SP |
投球回 | 防御率 | 被打率 | 四死球率 |
| 豊田 | 西 |
57 | 57 | 38 | 44 | 57.1 | 0.78 | .163 | 0.63 |
| 小林 | ロ |
43 | 43 | 37 | 39 | 43.1 | 0.83 | .176 | 1.25 |
| ギャラード | 中 |
47 | 45 | 34 | 35 | 47.1 | 1.52 | .234 | 2.85 |
| 高津 | ヤ |
44 | 39 | 32 | 32 | 41.2 | 3.89 | .236 | 3.02 |
| 小山田 | 広 |
44 | 41 | 30 | 32 | 43 | 2.72 | .270 | 2.93 |
| 河原 | 巨 |
49 | 45 | 28 | 33 | 50 | 2.70 | .238 | 1.08 |
| 大塚 | 近 |
41 | 30 | 22 | 24 | 42.1 | 1.28 | .150 | 0.64 |
| バルデス | 神 |
42 | 38 | 22 | 26 | 52.2 | 1.54 | .207 | 3.25 |
| ペドラザ | ダ |
34 | 29 | 21 | 22 | 30 | 3.30 | .245 | 1.50 |
| 斎藤 | 横 |
39 | 34 | 20 | 21 | 47.2 | 2.45 | .211 | 3.59 |
| 四死球率=(四死球×9)÷投球回 |
ギャラードは数字(実績)は残しているんだけど、いまいち信用ならない。
ということはやっぱりランナーを出してしまうのが原因だろう。
右表は昨シーズンのセーブ数上位10傑の成績である。
(純粋にストッパーということでセーブとした。)
パリーグの投手の成績がセリーグよりいいが、昨年のリーグ総防御率はセの方がいいため、
いい投手がパに集まったと考えたほうがいいだろう。
上記を踏まえてギャラードを見てみると、被打率、四死球率ともに
すばらしいとまではいかないようだ。
山田監督の起用法がすばらしかったのか?運がよかっただけなのか?
だが、個人的にはランナーは出すが致命的な痛打はされないと信頼していたことは
確かである。安心してみてはいられなかったのだが。。
ギャラードの名誉(?)のために補足しておくと、
防御率はさほど悪くはない。
ということは、ランナーは溜めるが失点はすくないという裏付けにはなっているだろうか。
ただ、両リーグトップのセーブを挙げた西武・豊田、連続SPの日本記録を作ったロッテ・小林などは、
ランナーを出さない投球をしてきたことがデータからうかがえる。
この両名はチームにもファンにも信頼されていたことは確かだろう。
もちろん、安心してみていられるという指標は数値化できるものではないし、
個人のイメージによるものは大きいと思うが、
それを裏付けるひとつのデータとして調べてみたところ、
見えてきたものがあるということは確かである。
今季(2003年)のギャラードは昨年以上に痛打されるケースが目立つ。
昨年の被本塁打3本に対し、今季は今日(4/26)時点ですでに4被弾。
SPはリーグダントツ(10SP)とはいえ、安心してみていられる投球を
願いたいものである。
(コマンチ@管理人:2003/04/26)