新監督の落合博満が掲げた野球は、1点を守りきる守備型のチーム。
シーズン失策数「45」は今シーズン中日ドラゴンズが打ち立てた
2000年のヤクルトの46を抜くセリーグ記録。
1991年西武の38に次ぐ歴代2位の記録である。
また、ゴールデングラブ賞に6人選出もリーグ初。
記者投票のこの賞、選ばれなかった3ポジションも次点は全てドラゴンズの
選手であった。(パ記録は1978年阪急、1992年西武の8人)
2004年主力選手の守備記録
| 名前 | 守備 | 試合 | 失策 | 守備率 |
| 川上 | 投 | 27 | 0 | 1.000 |
| 山本昌 | 投 | 27 | 0 | 1.000 |
| ドミンゴ | 投 | 23 | 2 | .935 |
| 谷繁 | 捕 | 120 | 2 | .998 |
| 渡邉 | 一 | 110 | 2 | .997 |
| リナレス | 一 | 48 | 1 | .997 |
| 荒木 | 二 | 138 | 6 | .992 |
| 立浪 | 三 | 134 | 8 | .970 |
| 川相 | 三 | 67 | 2 | .946 |
| 井端 | 遊 | 138 | 4 | .994 |
| 英智 | 外 | 102 | 0 | 1.000 |
| アレックス | 外 | 138 | 3 | .989 |
| 福留 | 外 | 92 | 1 | .994 |
| 井上 | 外 | 86 | 1 | .990 |
※試合はその守備位置を守った試合数
規定試合は投手138投球回、捕手70試合 野手93試合
福留は五輪特例で規定扱い
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加えてチーム守備率、外野手捕殺数はリーグ1位。
併殺数は広島にわずかに及ばず第2位。
個人の記録を見てもタイトル獲得の渡辺博幸、井端弘和、英智がポジション別守備率リーグ1位。
英智の失策0は規定試合到達野手ではリーグ唯一。
荒木雅博、立浪和義が僅差の2位。
谷繁の盗塁阻止率がリーグ1位。
そもそも谷繁は盗塁企図数が各チーム正捕手で最少と走られない捕手であった。
今シーズンは守備が目立った試合も多かった。
一番ファンの記憶に残っているのはこの試合ではなかろうか。
9月12日ナゴヤドームでの広島26回戦。
4回表1死での新井のセンターに抜けそうな打球は荒木が回りこんで好捕。
そのまま井端にグラブトス、セカンドゴロとしたシーンである。
これだけでなく、この二人の二遊間は守備でも見事に魅せてくれた。
他にもレフトからの好返球でタッチアップを刺した阪神戦での英智。
7月4日、8月3日と福留が2回記録した横浜三浦へのライトゴロ。
シリーズ第2戦での井上のダイビングキャッチなど、
名シーンが数多く作られた。
優勝決定試合の翌日10月2日の試合で3エラーを喫したのは、
気の緩みもあっただろうがご愛嬌であった。
ただ、シリーズ第1戦での名手英智の落球は、
シリーズの怖さを思い知らされた感がした。
ナゴヤ球場時代の打のチームから、ドームに移って投手王国となった中日。
今シーズンはその投手と比較しても遜色のない守備王国の力を発揮できたから
こその優勝であったと強く感じるのである。
(コマンチ@管理人:2005/02/04)